25217312 「東京大空襲」について - 岡田 次昭
2024/03/11 (Mon) 08:38:32
令和6年3月10日(日)、この日は東京大空襲から79年目に当たります。
戦争は、何の罪もない市民が殺戮されます。
東京もドイツのドレスデンも大きな被害を受けました。
私は、この時には3歳でしたので、東京など日本各地への無差別攻撃を知るよしもありませんでした。
それに、今の若い人たちはこの事実は記憶の外にあると思います。
終戦以降、日本は戦争に参加していません。
これは憲法第9条の存在が大きいと思います。
有り難いことです。
東京大空襲は、太平洋戦争末期にアメリカ合衆国により行われた東京都区部に対するM69焼夷弾などの焼夷弾を用いた大規模な戦略爆撃の総称です。日本各地に対する日本本土空襲、アメリカ軍による広島・長崎に対する原爆投下、沖縄戦と並んで、東京の都市部を標的とした無差別爆撃によって、市民に大きな被害を与えました。
爆撃被災者は約310万人、死者は11万5千人以上、負傷者は15万人以上、損害家屋は約85万戸以上の件数となりました。
一方、ドイツのドレスデン爆撃( Bombing of Dresden、ドイツ語 Luftangriffe auf Dresden)は、第二次世界大戦末期の1945年2月13日から15日にかけて連合国軍(イギリス空軍およびアメリカ陸軍航空軍)によって行われたドイツ東部の都市、ドレスデンへの無差別爆撃です。
4度におよぶ空襲にのべ1,300機の重爆撃機が参加し、合計3,900トンの爆弾が投下されました。
この爆撃によりドレスデンの街の85%が破壊され、市の調査結果によれば死者数は25,000人以上でした。
一説には、10万人以上、13万5千人から20万人の死傷者ないし死者が出たとも言われています。
(了)