宇宙の中での地球は、「Pale Blue Dot」に過ぎません。
(注) Pale Blue Dotは、1990年に約60億キロメートルのかなたからボイジャー1号によって撮影された地球の写真です。
太陽系家族写真の1枚として撮影されたこの写真では、広大な宇宙に対して地球は0.12ピクセルの小さな点でしかありません。
ボイジャー1号は当初の目的を達成して太陽系を離れるところでしたが、カール・セーガンの依頼を受けたアメリカ航空宇宙局 (NASA)の指令によってカメラを地球に向け、この写真を撮影しました。
撮影された地球が淡く青い点(a pale blue dot)であったことからこの写真自体が「ペイル・ブルー・ドット」(Pale Blue Dot)と名付けられました。